2017年12月13日水曜日

カリキュラムにおける体育の重要性

たくさんの学校に訪問させていただいていますと、ユニークで示唆に富んだ取り組みを目の当たりにすることがあります。

かなり前のことですが、ある学校でお聞きしたお話で、
●必ず運動系の部活に入る必要のある特進コース
を立ち上げたというお話をお聞きしました。

このお話を聞いたとき、これはこの意図が保護者や受験生につたわれば、とても人気のあるコースになるだろうなと直感で思いました。

今人々は、体を動かすことが不足しそのことが自分の心身の目立たない不調に影響していることをうすうす感づいています。
生徒の学力伸張や人間的成長への影響についても同じだと思われます。

なのに、中学や高校では教科学習の工夫に焦点をあてた教育プログラムばかりに注目しているのが現状です。
(例、特進系コースの充実、国際系コースの充実、アクティブラーニング授業の研究、問題解決力、論理的思考力、などなどです。)

運動をすれば脳が活性化するというお話は、もうかなり以前から研究論文が発表されています。

運動系をうまく授業カリキュラムに組み込んで、だから、本校の生徒の成長は、より大きく、多面的で、温かみがあって、社会で通用する、内容になっていると自信をもって謳えるようにするのが、今学校に与えられた使命だし、社会貢献だし、意味深いものであろうと思われます。

単純に考えて、運動系をうまく組み込んだ学校は、現状少なすぎるようです。

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もご参考ください。

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